今日はなんだかすごいぞ

家に帰ってきてPCを起動し、はてなダイアリーに接続。何気なくサイドバーを見てみると。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ  

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ


(;゚д゚)

優羽まな 『はじめまして、586さん。優羽まなです。運命的な巡り合わせでこの日記に出会わせて頂きました。みずたまホットラインを拝読し、大変感動いたしました。椿ちゃんの想いの強さに胸が熱くなり、夜中に一人で涙ぐんでしまいました。この小説に出会えたことを心から幸せに思います。そして、586さんのプロフィールに「ひだまりのうた」があってすごくビックリしました。586さんを始め、他の方々の優れた小説がある中、こんな稚拙な小説を好きになって下さったことが、本当に信じられなくて恐縮です。でも、とても嬉しいです。ありがとうございます。これからも楽しみに通わせて頂きますね。』

目が!目があああああああああああっ!ムスカ大佐風に

すみません。本日二回目の取り乱しです。何か今日はすごい日です。かずいさんから小説バトンを強奪したついでに「むかし、爆弾がおちてきて」について言及されてるのを発見してびっくりしたり、私尊敬してやまない「ひだまりのうた」作者・優羽まなさんからコメントをもらったり。なんかもうお正月と夏休みがいっぺんにやってきたような気分です。今日はホントすごいですよ。帰りに定期を二回も入れ間違えたですし(関係ない

やっぱり今日は何か神がかっているような気がします。後でプロフィールにでも「神降臨!」とでも書いておくことにします(もっと詳しく書け

冗談はさておき(定期は本当です)、早速お返事を書かせていただきます。長くなりますので、読みたい方は「続きを読む」でどうぞ。


私が「ひだまりのうた」と出会ったのは、今から大体二年ほど前だったと思います。夏ぐらいに何気なく「ハーメルンのバイオリン弾き」で検索をかけて見つけ出したのが、まなさんのサイトでした。概要を読むと、「ハーメルンの二次創作小説を書いている」とのこと。ハーメルンの二次創作は珍しいので、迷わずクリックしました。

当時は第二十楽章までがアップロードされていた記憶があり、「これは長いなあ」と思いながら、律儀に最初から読み始めました。時代設定は原作の真っ只中。「おっ、ベースが生きてる」「クルセイダーズが出てきた」「このキャラは何者?」といった具合に、あっという間に世界観に引きずり込まれていきました。

私をまなさんの世界観に引きずり込んだのは、他でもない、この作品のオリジナルキャラクター「ミュゼット」の存在です。読んでいない方のために詳細は伏せますが、初登場時からマイペースぶりを遺憾なく発揮し、私に強烈な印象を残しました。

私はこの時「この子は面白いキャラクターだなあ」と、単純にそう思ってしまったのです。「CHOCO・ビースト!!」のちょーこみたいだなあと思ってしまったことも付け加えておきます(蛇足

私は完全に騙されていました。完全に騙されていたからこそ、衝撃は大きかったのです。

……第二十八楽章から四十六楽章にかけて。ミュゼットの「過去」に一体何があったかをすべて知ってしまったとき、私は言葉を失いました。私の中での最大の武器である「言葉」が、その意味を失った瞬間でした。

こんなに悲しいことがあっていいのだろうか。こんなに残酷なことがあっていいのだろうか。あえて言葉にするなら、こんな感じです。

私は古橋秀之さんの「むかし、爆弾がおちてきて」で、「時間」の残酷さに衝撃を受けました。私はこの作品で「記憶」の残酷さに衝撃を受けました。

私が受けた衝撃を私が言葉にすることができないというのは、物書きとしていささか恥ずべきことであると存じておりますが、この衝撃は一言二言の言葉で表せるような単純なものではありません。これはぜひとも「読んで」、衝撃を「感じて」ほしいところです。

……えー、なんだか話が無駄に堅くなってしまったので、ここらへんで本来のスタイルに戻りたいと思います。

印象的だったシーン

ハープ・シコードの過去
原作では誰がどう見てもかませ犬だったハープ・シコードさんが、この作品では意外や意外、非常に重要な役割を担っています。彼の口から語られる過去は、涙なしに読むことはできません。
ばんそうこうの貼られたスノードロップの花
この場面はかなり来ました。冷たくあしらわれても毎日毎日、一生懸命にクラーリィのために……(´;ω;`)ウウッ……
一人ぼっちの誕生会
……これはもうダメです。コメントなんかできません。この話はもう皆様直々に読んでもらうしかありません。涙無しには絶対読めない! ハンカチ必須! 一人ぼっちの誕生日がいかに寂しく悲しいものか、その目に焼き付けてください。とりあえず私は人形をたくさん並べて椅子に座らせ、一人で歌を歌うシーンで「やめるんだ!もうやめてくれ!俺が祝ってやるから!」と心の中で大絶叫してしまった真性ダメ人間です。
最終楽章
「……ハンカチなんかじゃ足りない! バスタオル! バスタオルを持って来るんだ!! は、早くっ!!」とか思いながら読みました(意味不明)最終楽章の第三部は個人的な理由(具体的に言うと、とある作品のシーンやイメージと激しくオーバーラップしてしまった)でツボに激しくはまり、「死んじゃったのか……なんで死んじゃったんだ……」と感情移入度150%で読みました。それだけに、その次の話でああなってくれたときは、完全に涙腺がぶっ壊れました。すごすぎます。

これが稚拙な小説だなんてとんでもない! 人の涙腺をぶっ壊せる作品は、私の中では皆名作です。それこそ墓場まで持って行きたいぐらい(二回目)

この作品を書いている途中、体調や精神を壊されたと、あとがきで読みました。無理も無いと思いました。こんなに辛い話、平常心で書けるほうがどうかしています。まなさんがいかに真剣に作品に取り組んでいるかが伝わってきて、「この作品は素晴らしい作者によって手がけられたなあ」と思いました。作品は作者を選べませんからね。私も作品にとって理想の作者でありたいです。

「みずたまホットライン」を読んでいただいた件について

さて、改めてコメントを読み直してみますと。

みずたまホットラインを拝読し、大変感動いたしました。椿ちゃんの想いの強さに胸が熱くなり、夜中に一人で涙ぐんでしまいました。この小説に出会えたことを心から幸せに思います。


……………………

あれ? お母さん、前がぼやけてよく見えないよ……どうしてだろう……

すみません。本日三回目の取り乱しです。まさかまなさんに拙作「みずたまホットライン」を読んでいただけるなんて……夢じゃないことを確認するためにシャーペンを手に突き刺してみます(結果:ものすごく痛かったです。芯はしまっておくべきでした)

本来畑違いのポケモン二次創作(しかも世界観がオリジナル)を読んでくださったこと自体、私にとっては驚きと感謝でいっぱいいっぱいです。いっぱいいっぱい。

私如きの小説に感想など寄せていただき、本当にありがとうございます。椿はかなり気合いを入れてセリフを考えました。というか、頑張って椿になりきってみました。今読むと猛烈に恥ずかしいセリフとシチュエーションの嵐ですが、それでも気合いを入れたのか、意外と抵抗なく読めてしまいます。不思議ですね。

この小説で感動してくださったまなさんとまなさんの感受性と想像力に、強い感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

本当にありがとうございました!(二回目)

P.S

本編を読み終わった人だけのお楽しみ「クラミュ部屋」、堪能させていただきました。とりあえず「豚の魂」はミュゼットなら素でやりかねないと思い、一人ディスプレイに向かって爆笑しまくりました。

本編がシリアスで悲しい分、こういうところでほんわかさせてくれるのは非常にありがたいです。もしシリアスなまま放り出されていたら、回復までにもう一ヶ月ほど要したと思います。クラーリィの親馬鹿ぶりに乾杯!(書いててよく分からなくなってきました

長くなりましたが、これにて失礼させていただきます。コメントを寄せていただき、本当にありがとうございました!