ポケモン「カラー」(by コロンさん)

他人に「感想書け書け」と言っているのに自分が書かないのはアレだなあと思ったので、つい最近読了したこの作品の感想を書きたいと思います。作品がある場所はここになります。

金・銀以降のキャラクターが登場していないことから、多分赤・緑・青辺りの時代に書かれた作品だと思います。読んでいて「懐かしいなあ」という気分がたびたび湧き起こってきました。

アニメとポケスペの世界観を上手く融合させていて、両作品における同一立場のキャラクター(グリーンとシゲル、カスミとカスミなど)の性格の差別化がかなり的確に行われています。ポケスペのカスミがアニメのカスミにお姉さん的な態度を取るなど、見ていてなかなか面白いです。

とあるキャラクターがとあるキャラクターの息子だったという設定(これ、読んでればすぐに分かるんですが、ネタバレは(・A・)イクナイ!ので一応伏せておきます)が意表を突かれた格好で、確かに一理あるなあと読みながら思いました。こういう「意外な設定の組み込み」、見習いたいものです。

言い方はあまり良くないかも知れませんが、どこかノスタルジックなこの作品、秋の夜長に手にとるのもいいでしょう。読んで思ったことを書きつけておけば、また読むときの参考にもなります。そして私は自分の小説も書かずにだらだら感想を書いています。(最低のオチ