MK:Armageddon エンディング要約

西向くサムライということで第二十四回。今回は例によって豪華四本立て。しかし、ニタラって立ち位置の分かりづらいキャラですよね……( ´・ω・`)

元のテキストは http://www.mksecrets.net/mka/eng/mka-endings.php から引用させてもらっています。

ニタラ

元のテキスト

The gift of godlike power transformed Nitara into a blood god. Horrified, the kombatants fled from the pyramid, but none were spared her wrath. Beginning with Shao Kahn, she mutated each of them into her vampire slaves. With the most powerful warriors in the universe at her command, Nitara and her unstoppable army easily conquered the realms.

要約

神の如き力の贈り物は、ニタラを「血の神」へと変貌させた。ぞっとした闘士達はピラミッドから逃げ出そうとしたが、誰一人として彼女から逃れることはできなかった。シャオ・カーンを皮切りに、ニタラは彼らを次々に吸血鬼の奴隷へと変えていく。地球上で最も強い闘士達を従え、彼女とその軍勢は世界をあっさり征服してしまった。

疑問・感想・注釈
  • やっぱりこういう展開になった。ブレイズの力は恐ろしすぎるです。
  • そしてまた引き合いに出されているシャオ・カーン。彼の明日はどっちだ。

キラ

元のテキスト

Kira defeated Blaze and attained divine power, but in the battle, Kobra had been slain. Kira channeled her newfound energy into Kobra's body, slowly returning him to life. As Kobra regained consciousness, he reveled in the surge of godlike power and prevented Kira from severing their bond. Kobra devoted her life force and stole the prize, becoming immortal. He felt no shame in his betrayal. Kira was weak. She should have left him dead. That was the Black Dragon way.

要約

キラはブレイズを倒して神の如き力を得たが、戦いの中でコブラを亡くしてしまった。キラはコブラの肉体に新たな力を注ぎ込み、彼はゆっくりと生き返り始めた。コブラが意識を回復したとき、彼は神の如き力に気を良くし、キラとの繋がりを断ち切ってしまった。コブラは彼女の生命力を捧げて栄光を横取りし、無敵の存在となった。彼はこの裏切りを何とも思わなかった。キラは弱かったのだ。彼女は彼を死んだままにしておくべきだった。それが黒龍会のやり方なのだから。

疑問・感想・注釈
  • 今度はコブラがキラを裏切る形に。この二人、仲が良いのか悪いのか判然としないんですが、それがいい。
  • これを見ていて思うのは、コブラもキラもセットでダメということ。ある意味、お似合いなカップルではある気がするけども……( ´・ω・`)

サリーナ

元のテキスト

Blaze had dissipated, but the power he had released flowed into Sareena. She lay unconscious atop the pyramid until Sub-Zero revived her. Examining her hands, she found that she had gained the ability... to freeze. Sareena confronted her old master, Quan Chi, and froze him solid. She and Sub-Zero hid the sorcerer in the Lin Kuei temple, where he will remain forever suspended in a block of ice.

要約

ブレイズは倒され、彼の力はサリーナへと吸収されていった。(それから)サブ・ゼロが彼女の意識を回復させるまで、彼女はピラミッドの上で意識を失って倒れていた。自分の手を調べてみると、彼女は新しい能力――凍気――を獲得していることに気付く。サリーナは彼女の前の指揮官であったクァン・チーと相対し、彼を氷漬けにする。サリーナとサブ・ゼロは、クァン・チーが永遠に氷の中へと閉じ込められるように、氷漬けになった彼をリン・クェイの寺院に隠した。

疑問・感想・注釈
  • MK:TEからまさかの復活を果たしたサリーナ。そしてさりげなくハッピーエンド。個人的に結構好きなエンディングの一つ。
  • MKM:SZで出会ったサブ・ゼロは兄のほうだったはずだが、サリーナはそのあたりに気付いていたのだろうか? 或いは、サブ・ゼロから兄に関する話を聞かされたのだろうか? いろいろと興味の湧く展開である。

シーヴァ

元のテキスト

At the moment of victory over blaze, Sheeva was blinded by a flash of energy. When she regained her sight, she found herself standing before the Elder Gods. They were clearly alarmed that neither Taven nor Daegon had completed the quest. Their desire to prevent further turmoil prompted them to transform Sheeva into a goddess of destruction. One by one she laid waste to the realms using a powerful Kamidogu. When the realms reformed, nothing was as it had been.

要約

ブレイズに勝利した瞬間、シーヴァはエネルギーの光で司会を奪われた。彼女が再び視界を取り戻したとき、彼女は自分が旧神達の前に立っていることに気が付いた。彼らはテイヴンでもディーゴンでもなく、彼女がこの戦いを制したことに驚いた。これ以上の戦乱を防ぎたかった旧神達は、シーヴァを破壊の女神に変貌するようそそのかした。強力な「カミドウグ」を用いて、シーヴァは世界を一つずつ、荒地へと変えていく。世界が構成されなおしたとき、そこには何も残らなかった。

疑問・感想・注釈
  • MK3では見た目に反し、シャオ・カーンに反逆して世界を救うというグッドなエンディングを見せてくれたシーヴァだが、MK:Aでは案の定こんな展開になった。南無。
  • シーヴァの名前の元ネタはいうまでも無くシヴァ神。そして、シヴァ神は知っての通り「破壊の神」である。文中にある「goddess of destruction」を訳すと「破壊の女神」になり、ここで元ネタに対して言及しているのが分かる。