MK:Armageddon エンディング要約

地味に続いて第三回。これやってて思うんですが、興味のある文章の和訳って結構楽しいですね( ´・ω・`)。鍵ゲーのキャラがWikipedia(en)でどういう書かれ方をされてるかとかも今度調べてみようと思います。

元のテキストは http://www.mksecrets.net/mka/eng/mka-endings.php から引用させてもらっています。

アーマック

元のテキスト

The energy of Blaze shattered Ermac, separating him into the many warriors who comprised his being. Now each with his own physical form, the Ermacs are linked psychically and act according to their collective consciousness. No longer a mere fusion of warrior souls, Ermac has become an army.

要約

ブレイズのエナジーがアーマックを襲い、彼を構成していた闘士達の魂を一つ一つ分断した。彼ら<アーマック"達"と呼ぶべき存在>はそれぞれに肉体を獲得し、超能力によって結ばれ各々の意識を共有していた。アーマックはもはや「闘士の魂達」ではなく、一つの「軍隊」となったのだ。

疑問・感想・注釈
  • アーマックを構成していた魂がそれぞれに肉体を持ち、軍隊として動き始める、というお話。
  • あれがたくさんいたらそれはそれで恐ろしい……

カメレオン

元のテキスト

As the battle raged, Chameleon camouflaged himself and raced to the top of the pyramid unseen. There he defeated Blaze and the ethereal power overtook him. Immortality was now his! though he had been ever-present throughout the crises of the realms, from Liu Kang's first victory to the return of the Dragon King, he had remained hidden from sight, waiting for his moment to come. The moment had arrived. From this day forth, the realms will know Chameleon as the true champion of Mortal Kombat!

要約

戦いが激しくなる中、カメレオンは身を隠しつつ、誰にも気づかれぬままピラミッドの頂点に立った。彼はそこでブレイズを倒し、ブレイズから永遠の力を獲得した。彼は不死になったのだ。彼はあらゆる世界で起きた全ての争い――リュウ・カンの勝利に終わった最初のトーナメントから、ドラゴン・キングの復活まで――を、彼は隠れ続けながら監視し、機が熟すのを待ち続けていた。その時はやってきたのだ。今日より、あらゆる世界の住人達が、カメレオンこそが真のモータルコンバットのチャンピオンであると知るであろう。

疑問・感想・注釈
  • なんというか、よく分からなかったカメレオンがちょっと好きになりそうな感じのテキスト。物影からいろいろな光景を観察しているカメレオンを想像するとなかなかお茶目。
  • それはともかく、これが正史だとすると、カメレオンは初代モータルからずっと「自分の利益が最大化するまで」トーナメントを監視していたことになる。これといって利益のなさそうなトリロジーで出てきたのは気まぐれなのか、はたまた何か理由があったのか……