お買い物

夏の初めにいくつか本やらゲームやらCDやらを買い込み、それでもってその夏を楽しく過ごす、というのがここ最近の夏の定番パターンなんですが、今年もその季節がやってきました。一昨年は

という構成。去年は

という構成でした。去年はともかく一昨年の構成は間違いなく異常。どういう取り合わせだ。

さて、今年はというと。

とここまでは良かったのですが、ある商品を入れるかどうかで悩んでいます。それがこれ。

最初は買う気だったんですが、Amazonのレビューを読んでいると

  • 朱鷺戸沙耶は本筋とは違う軸で話が進む
  • ミニゲームに追加キャラ参戦なし
  • 多分クド・葉留佳・佳奈多・鈴がすごい痛い話になる(これが一番ネックになってる)

というネガティブ情報のジェットストリームアタックを食らい一気に買う気が失せてしまいました*6

実物を見てみないとなんとも言えないんですが、そもそも前作にあたる無印版が個人的にはイマイチだった*7ので、そこまでしてプレイする必要はあるのか? という疑問を感じています。そもそも前に「全年齢→18禁」という同じパターンを踏んだ智代アフターがうちの友人*8鍵ゲーから足を洗わせたほどの破壊力があったので、今回もそれくらいの破壊力を覚悟しないといけなさそうな雰囲気です。このようにプレイ前からすでにやる気がまったく起こりません

せっかく時間を費やしてプレイするなら前向きにプレイできるゲームが良いので、最初から身構えながらプレイするのは何か本末転倒感が否めません。ついでに鍵ゲーのえろにはまったく期待できません。というわけで話の筋が全部わかっている上に全シナリオがお気に入りということで安心してプレイできるPSPAIRは購入決定。

そしてもう一つ。前々から気になっていたタイトルもPSPへ移植されていたのを発見。

  • SNOW

例によってAmazonのレビューを読んでいると、


まず良かった所はシナリオです。他の皆さんも言っていますが、確かに泣きゲーで有名なKEYのAIRKANONに似たシナリオが多数ありはじめはやる気があまりおきませんでしたが、この作品の過去編をクリアすることにより、感情移入がしやすくなり素晴らしいシナリオへと変貌します。とくにしぐれ編や芽衣子編などはかなりの独自性をもっていて他の作品にはない良い感じでした。

ネットではK〇nonやA〇Rのパクりと散々いわれ放題の作品SNOWですが(実際はシナリオライターが一部同じだから被るのは仕方ない)

ストーリーは明らかにkanonAirを意識した泣きゲー。具体的にはkanonの真琴、Airのsummer編を意識しているように思われます。そのためか、どうも病弱というか、話が進むごとに体に異変をきたして泣かせようとするシナリオが多いような気がします(Kanonの真琴、Air観鈴clannadの渚、しかり)。正直感動よりも鬱になってしまう。

と、「シナリオが鍵ゲーに似ている」との批判が多数ですが、個人的にはその時代の鍵ゲーに似ているなら大歓迎ということでむしろやる気ゲージ上昇中です。前々から他の人と何か価値観のズレを露呈することが多かった私ですが、今回もそれが全開になっているようです。批判が購買意欲を促進するとはなんという本末転倒振り!

で、そろそろさりげなく混ざっているThe Birthday MassacreのCDへの突っ込みをお願いします。

*1:つげ義春の初期作品をまとめた傑作選。これはガチで読む価値あり

*2:家庭用への移植を死ぬほど待ち望んでいます。これは名作

*3:もう一回観直したらやっぱり後悔した

*4:正直な話面白いと感じてしまった自分が悲しい

*5:「Blue」「Lover's End」が共に収録されているということで

*6:でも一応ウィッシュリストには入ってる

*7:特に美魚シナリオが。茜や美凪を意識させるキャラ作りとストーリー展開をしておいてあの投げっぱなしぶりは酷い。過去の作品を引用することに対してリスペクトが一切感じられないのが腹立たしくて仕方ない。あのシナリオなら茜や美凪の色を出す必要はなかったはずだ。過去作品の空気に頼らずとも、立派に一つのシナリオが構成できたはず。未だに理解できないし、恐らく今後もできないだろう

*8:よりにもよってAIRKanonを紹介してくれた恩人