MK:Armageddon エンディング要約

なんだかんだで第二十回。しばらく間が空いてしまったので、今回は豪華四本立てでお届け。この辺りからいよいよ女性キャラゾーンの開始です。

元のテキストは http://www.mksecrets.net/mka/eng/mka-endings.php から引用させてもらっています。

ディーゴン

元のテキスト

Wounded, Daegon followed Taven to the pyramid. As Taven battled Blaze, Daegon stabbed the fire elemental from behind with the sword I had left him. Thus through treachery did Daegon complete the quest. But before he could savor his victory, the pyramid shook and a recess opened, revealing the parents he had murdered: Delia and myself. We were in fact still alive, our deaths feigned in an elaborate test created to reveal the true nature of our sons. It is clear that Taven possesses the virtue required to defend Edenia; he will take my place as Defender. Daegon, however, will be punished severely for the suffering he has caused.

要約

傷つきながらも、ディーゴンはテイヴンを追ってピラミッドを登り続けた。テイヴンがブレイズと戦った後、ディーゴンは私が彼のために残した剣を使い、テイヴンの背中を炎の力で貫いた。この裏切りによって、ディーゴンは冒険を完遂した。しかし、彼が勝利に酔いしれるよりも先に、ピラミッドが揺れてくぼみができ、そこから彼が殺した両親――デリアと私自身――が姿を現した。実は私達は生き延びており、私達の死はどちらの息子が本当にふさわしい素養を持つのかを調べるために入念に仕組まれた「課題」であったのだ。テイヴンがエデニアを守護するために必要な美徳を備えていることは明らかであった。彼は私の代わりに守護者となるであろう。だが、ディーゴンは、自らの引き起こした過ちのために厳しく罰せられることとなるだろう。

疑問・感想・注釈
  • 結局悪いことはできない、というお話。読んでみたらシノックが全然関わってなかった。コンクエストでも一緒に登場するシーンがあったのに……
  • にしても、あの両親が生き残っていたというのはテイヴンにとって嬉しい誤算であろうが、そうなるとコンクエスト中で死んだオーリンとカロウの立場は一体どうなるのだろうか……

ソニア・ブレイド

元のテキスト

As reward for her victory, Blaze offered Sonya any power she desired. Glowing with energy, she turned and faced Kano, who had just reached the top of the pyramid. Her gaze burned into Kano. With a final scream of agony, Sonya's nemesis exploded in a cloud of ash. A mere glance, and her wish had been granted: Kano lived no more. With this new power, she incinerated the remaining members of the Black Dragon and Red Dragon clans, clearing the way for a new era of peace.

要約

彼女の勝利に対する報酬として、ブレイズは彼女の望むあらゆる力を与えた。力が増大していく中、彼女は振り向くと同時に、ピラミッドの頂上にまで辿り着いたカノウと対面する。彼女の一瞥により、カノウは炎の中に消えた。最後の断末魔の叫びを残し、ソニアの宿敵は灰燼に帰したのだ。たったそれだけで、彼女の願いは達せられた――カノウはもはや生きてはいないのだ。この新しい力をもってして、彼女は黒龍会と赤龍会の生き残り達を次々に葬り、新しい平和の時代のための道を切り開いていった。

疑問・感想・注釈
  • MK:Armageddonではよくある平凡なエンディングの一つ。すべてがほどほど感に支配されているソニアにとって無難なエンディングだろう。
  • そういえば、Arcticaでテイヴンに負けた後、彼女は一体どうしたのだろうか……

キタナ

元のテキスト

Absorbing the power of Blaze, Kitana attained a psychic connection with the Elder Gods and became their champion. To preserve the integrity of the realms, she formed an all-female fighting force whose members included Sindel, jade, Sonya and Li Mei. Together they laid waste to the forces of Darkness and trapped them in the Netherrealm forever!

要約

ブレイズのパワーを吸収し、キタナは旧神達と精神的なつながりを持つに達し、彼らの頂点に立った。世界の安全を守るため、彼女はシンデル、ジェイド、ソニア、リ・メイを加えた女性だけの軍勢を組織する。彼女らは共に戦い悪の軍勢をなぎ倒し、彼らを永遠に地獄界へと縛りつけた。

疑問・感想・注釈
  • ここまでストレートというか、分かりやすいエンディングも珍しい。面子の中にリ・メイがいるのが興味深い。
  • 地獄界に押し付けるのは結構だが、普段は地獄界にいるであろうスコーピオンにとってはいい迷惑であることは想像に難くない( ´・ω・`)

ミレーナ

元のテキスト

For an instant, the power of Blaze united Mileena and Kitana. When the energy dissipated, Mileena had become beautiful! But Kitana was horrified to find her mouth filled with elongated razor sharp teeth. The change in her appearance allowed Mileena to pose as Kitana and finally take her rightful place on the throne of Edenia. She imprisoned Kitana, who went mad in the palace dungeon.

要約

(ブレイズを倒した)瞬間、ブレイズの力はミレーナとキタナを融合させた。エネルギーが消えうせたとき、ミレーナは美しく生まれ変わっていた。しかしキタナは、自らの口が(Tartakaの)おぞましい歯で満たされていることに気づきぞっとした。この二人の外観の変化により、ミレーナはキタナの代わりにエデニアの王座に付くことができた。ミレーナはキタナを幽閉し、キタナは宮殿の牢で発狂した。

疑問・感想・注釈
  • MK4からずっと願い続けていた「エデニアの王女になる」という夢をかなえたミレーナ。一方牢に入れられて発狂したキタナ。びっくりするほどの明暗くっきりぶりである。
  • 個人的意見。あくまでも「エデニアの王女」という地位に徹底的にこだわり、生まれながらにして持った「醜い口」というハンディキャップをものともせず、ひたすら己の野望のために邁進し続けたミレーナは、賛否はあろうがかなり好感の持てるキャラクターである。女の子の持つ「お姫様願望」モータルコンバット的に解釈した結果というか。