MK:Armageddon エンディング要約

途切れつつも第七回。この辺りからマニアックなキャラが多くなってきます。未だにダイロウとダリウスの立場が分かっていません(実話)

元のテキストは http://www.mksecrets.net/mka/eng/mka-endings.php から引用させてもらっています。

ダイロウ

元のテキスト

The fire of blaze enveloped Dairou and formed around him a golden suit of armor. Enraged, Shao Kahn attacked, but the armor scorched his body with every blow. Dairou defeated the emperor and claimed Outworld for himself. Under his rule, Outworld once again became the majestic realm it had been in ages past. Convinced of his good nature, Edenia and Earthream forged an alliance with Dairou that would ensure peace and stability forever.

要約

ブレイズの炎がダイロウを包み込み、それは黄金の鎧へと姿を変えた。激怒したシャオ・カーンがダイロウに攻撃を仕掛けたが、鎧は彼の攻撃をすべて焼き尽くしてしまった。ダイロウは皇帝を倒したことで、アウト・ワールドを支配することとなった。彼の治世下で、アウト・ワールドは昔のように威厳ある国へと戻ることができた。彼を信頼したエデニアと地球はダイロウと同盟を結び、永きに渡る平和と安定を築き上げるのであった。

疑問・感想・注釈
  • 安心できるハッピーエンド。ダイロウは元々Good寄りだったのかも知れない。
  • 暇なときにDeceptionのバイオグラフィーとエンディングも訳してみよう。

ジャレック

元のテキスト

The power of Blaze drew chi from all the kombatants and funneled it into Jarek. He suddenly felt as if Death itself were guiding his actions. Laughing maniacally, he sealed off the crater and unleashed a storm of fatalities upon his fellow warriors. None could escape the maelstrom of deadly energy. When at last the tempest abated, Sub-Zero's spine lay quivering next to Kano's still-beating heart. An armless Jax knelt beside the two halves of Kung Lao's body. Jarek had finished them all!

要約

ブレイズの力は、ジャレックにその他の闘士たちの「鍵」となる要素を送り込んだ。彼は突然、死神に操られたかのような気持ちになった。狂ったような笑い声を上げ、彼はブレイズの死でできたクレーターに他の闘士たちを閉じ込め、身の毛もよだつような殺戮を開始した。誰もこの殺戮からは逃れられなかった。すべてが終わったとき、そこには……サブ・ゼロの背骨が横たわり、カノウの心臓が生きたまま外へ放り出され、両腕を失ったジャックスが跪き、真っ二つにされたクン・ラオの体が転がっていた。ジャレックは彼らを皆殺しにしたのだ。

疑問・感想・注釈
  • 英文の時点でヤバさがここまで伝わってくるエンディングも珍しい。明らかにやり過ぎで逆に清清しいほどである。
  • 少し見れば分かると思うが、他のキャラはそれぞれ自身の使うフェイタリティで殺害されている。ということは、ターニャは首折りで、クァン・チーは足でボコボコにするアレで、カバルは酸素で、リープテイルは食われて殺されたのだろうか。つーかこれ、MK4のクァン・チーのフェイタリティ*1じゃねえか

ダリウス

元のテキスト

Upon defeating Blaze, the pyramid shrank and transformed into a golden ring. The ring granted Darrius access to my vault, wherein lay the treasure rightfully due my sons Taven and Daegon. The powerful artifacts allowed Darrius to finally defeat Hotaru and conquer the realm of order. But the items were meant only for my lineage to wield. I have now sent Taven and Daegon on yet another quest. They must work together to defeat Darrius and retrieve what he has stolen.

要約

ブレイズを倒したことで、ピラミッドはその形を大きく変え、黄金色のリングへと変貌した。そのリングはダリウスに、テイヴンとディーゴンのために用意した宝物が置かれている私の宝物庫への侵入を可能にした。その強力な装備の数々はダリウスに対し、ホタルを倒し、OrderRealm<秩序の世界>を征服させるほどの力を与えた。しかし、その道具は我々の家系の為に存在するものである。私はこれより、テイヴンとディーゴンに新たな使命を課さねばならない。それはダリウスを倒し、彼の奪った宝物を取り返すことである。

疑問・感想・注釈
  • 視点的にはダリウスではなく、テイヴンとディーゴンの父親から見たものだろう。レインと違って今回は割とはっきりしている。
  • それはともかく、ダリウス自体がこれっぽっちもシーケンスにかかわってこないので、イマイチ実感のわかないエンディングである。

レイコ

元のテキスト

When the godlike power of Blaze flashed through Reiko's body, he felt his old desire for power returned more intensely than ever before. Now more powerful than even Shao Kahn, Reiko defeated the emperor and claimed his helmet. As he places it on his head, his body fused with it, transforming him into a warlord of unprecedented savagery!

要約

ブレイズの神の如き力がレイコの体を駆け巡ったとき、彼は過去に感じた以上の激しい権力欲が沸き起こってくるのを感じた。今となっては、彼の力は皇帝であるシャオ・カーンを遥かに上回っていた。レイコはシャオ・カーンを倒し、彼のヘルメットを奪い取った。彼の頭上にヘルメットが置かれたとき、彼の体はそれと一体化し、これまでに無い恐るべき「将軍」へと変貌した。

疑問・感想・注釈
  • MK4以来の登場となったレイコ。ある意味、MKGのエンディングを再現したものといえなくも無い
  • 結局レイコ=シャオ・カーン説は覆されたわけだが、そうだとするとMKGのあのエンディングは何を意味していたのだろうか?

*1:クァン・チーのセカンドフェイタリティは、相手のフェイタリティを真似て使用するというもの