命名規則
執筆の合間に他の方の小説を読んだりするのですが、その際にどうしても気になって見てしまうのが、「手持ちのポケモンのニックネーム」です。ほとんどの方が登場するポケモンに何らかのニックネームをつけておられるのですが、たくさん見て行く内に、ニックネームの付け方の規則にはある程度の種類があることに気付きました。以下にそれをまとめてみます。
元の種族名からつけたもの
大多数の方が、この規則を採用しています。また、「ポケモンスタジアム」シリーズに登場するCPUキャラクターは例外なくこの規則にしたがって名前を付けています。例を少しだけ挙げると、
- 「ニドたろう」
- 「コラコラ」
- 「ドクげらく」
- 「ぺるしクン」
といったものです。どうでもいいですけど、上のニックネームで誰の手持ちか分かるなら「貴様っ、このゲームやりこんでいるなッ」という言葉を差し上げたいと思います。いらねええええええええ(絶叫
あ、あと、
- 「ピカ」
- 「ニョロ」
- 「ゴン」
- 「ドドすけ」
辺りも該当します。
見た目や特徴などを発展させて付けたもの
中〜上級(私個人の勝手な区分です。あまり参考にはなりません)のポケモン二次創作書きになると、種族名から取ることはほとんど無くなり、該当するポケモンの「見た目」や「特徴」などを発展させて名前を付ける事が多いように思われます。該当例を挙げますと、
といった具合です。えー、なんかもうバレバレな感じですが、何人かの方の小説の登場人物を勝手に挙げてしまいました。この場を借りてお詫びします。
本当の意味での「名前」を付けたもの
種族や見た目といった概念に囚われず、明示的な「名前」を付けるケースです。これはあまり見たことが無いので例を出すのが難しいのですが、頑張ってあげてみますと、
- アーク
- セオドール
- ライラ
- ジロウ
といった具合です。上のものに近いですが、この場合、種族や特徴と名前は直接的なつながりを持ちません。ある意味ではもっとも「名前」らしい「名前」と言えるかもしれません。
何らかの命名規則が存在する
上記三つに当てはまらない場合、多くの場合はこれに該当しています。例を挙げると、このようになります。
命名規則:光学関連の用語
- フォトン
- モレック
- アトミック
- アルファ
- ベータ
- ガンマ
この命名規則は他とは明らかに異なり、以下のような特徴を持っています。
- トレーナーのポリシーのようなものが異様に強調される
- チーム全体にまとまりが出る
- コードネームのような印象を与える
えー、実は上のはすべて「Enable」の登場キャラの手持ちのニックネームで、「Enable」ではほとんどのキャラクターが何らかの命名規則を持ってニックネームを付けています。こーいう名前の付け方をする人はほとんどいないと思ったので、面白いかなと思ってやってみました。
ほとんどのニックネームがこれら四つのうちいずれかに集約されるはずです。もし、「他の規則がある!」と思った方は、コメントなり何なりしていただけると嬉しいです。
以下は追記です。
実際に飼っている動物などの名前
かずいさんの指摘で発覚した第五の命名規則(やたらと大それた言い方)です。よくよく考えてみると、モノから名前を取ることがあるのに、実際に生きているものから名前をもらわないというのもおかしな話です。この場を借りて厚くお礼を申し上げると共に、調べ不足なんだよこのド畜生がッという言葉を自分に投げかけときます。嗚呼ヴァニラ・アイス。
例を挙げると、こんな感じになります。
- チャミ(うちで飼っているネコです)
- フェザント(かずいさん提供。かずいさんが通っていた学校にあった乗馬クラブにいた馬の名前だそうです)
- タマ(なんとなくです)
- チョコ(昔祖母が飼っていたイヌの名前です)
これ、ポケモンに対する思い入れを強めたい場合に有効かもしれません。ニックネームの元ネタになってる動物のことが好きなら、特にそうかと。
他にもありましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いいたします。